未知との遭遇_#03_Intermission -ちょっと一息
英語のできる長身の彼は時々席を外しました。見送る日本人のナントカさんの帰国便のフライト情報を確認に行っているみたいでした。
その間は、小柄の彼と私の自動翻訳での"会話"です。「TOKUSATU」の話題には私がついて行けないので気を使ってくれたのでしょう、彼の個人的な話もちょっと聞けました :-)
彼の父親はブラジル空軍に籍が有って、そのため転勤が多く国内のずいぶんあちこちで暮らしていたのだそうです。軍の力が強そうな南米諸国中でもブラジルの軍備はそうとうなものらしいですから基地も多数あるのでしょう。どうやら徴兵はこれからの様で「日本も徴兵制?」と訊かれました。
親戚がHONDAのオートバイを扱っていて、近い将来に日本に研修に行くかもしれないけれど、本当はオートバイは好きじゃないからどうしようか、やはり父親のいるに空軍に入ろうかな、と言います。
英国とフォークランドを巡って一戦を交えたアルゼンチンと違って、ブラジルは近隣国を含めて大きな戦争をした記憶がありません。ただ、やはり国境を接している国が多ければなにがしらの緊張もあるのかと思い、やんわりとそんな事も訊いてみました。特に緊張は無いとの答えでした。
他には、彼には姉がいて結婚しているとか、私には子供がいるのか、とか? 等々、ごくごくありふれたやり取りでした。出かけた国での仕事関連ではない人、ましてあんなに若い人と話をする機会は少ないので面白かったです。最初はどうなるかと思いましたけど ;-)
続きます。が、吃驚の展開になります(←ちょっとオオゲサかな)。
さて、その顛末は果たして‥
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