2007年10月31日水曜日

StandardTime

1月程前にデジタル放送が本格化するとTVの時報が無くなるかもしれないと書きました。とりあえず「時計合わせはJJY」頼みかな、と思って更めてサイトを見てみると:
・日本標準時(JST)
・協定世界時(UTC)
・国際原子時(TAI)
・地域標準時
の4つの時間が表示されています。

それぞれ何となく判っているつもりだったのですが「UTC」と「TAI」の時刻に「33秒もの時差」がある事に気がつきました。

地球の自転の揺らぎを加味して(閏秒を補正して)太陽の南中時に時刻が一致する様に修正しているのが「UTC」で、閏秒を修正してしまっては不都合なもの(何年、何十年に渡って正確な時間経過が求められる事柄)には「TAI」が適応されるらしき認識はぼんやりとありました

Wikipediaの「国際原子時間」を見てみると現在はこんなものの様です。大きいと言えば大きい差ですよね :-0

そう言えばですが「GMT」(グリニッジ標準時)って近年トント聞きませんね。学校で「GMT=グリニッジ標準時」で教わりました。「G」と「T」は見当がつきますが、じゃあ「M」って何なのか考えた事がありませんでした。地球の自転軌道が真円でないため「仮想的」に「平均値/中項」が求められ、それを「M=Mean : adj.」で表示しているのだと今頃になって知りました。

その「GMT」も1972年に「UTC」にとって代わられて今では用いられていない様です<知りませんでしたぁ :-0

参照;Wikipedia 「グリニッジ標準時

2007年10月30日火曜日

Fingerprint & MugShot

現法務大臣が外国のメディアに「知り合いがテロリストと云々」と言ったと報道されていますが、何だか妙なタイミングです。報道の問題意識がズレていませんか。

購読している海外のメールニュースで26日に「(日本は)11月から総ての入国者にたいして指紋押捺と顔写真を要求」とあって「なにーぃ」と思っていました。日本政府が外国人にこれを要求すると言う事は、日本人も外国での入国審査で同じ事を要求される場面はかならず出てきますよ。政治家がどう言ったかなんて問題よりこっちの方が重要でしょ。

調べてみると法務省入国管理局のサイトに今年の7月付で出ていました。

法自体の公布は5月だったとあります。施行は11月23日までに、と書かれています。こんな話が報道されていたのでしょうか、私は全く知りませんでした。

実施されるのは;(16歳未満は除外)
・左右の人差し指のスキャン
・顔写真の撮影

台湾の「交流協会」のサイトには実際の雰囲気が想像できる写真も6月付で上がっています。

法改正の理由として、テロリストの抑止と謳われていますが、今回の処置をする事でそれがどの様な仕組みで効果的な「抑止」に繋がるのかには触れていません。導入はしたけれどもおよそ機能していないシステムなんてザラにあるでしょう。

また、一口に「テロリスト」と言っても「イスラム」というより「国家直属の工作員」や、日本国内で形成されてしまう「犯罪集団」なんかも対象に成っているではありませんか。

偽造・変造された日本の旅券を持っている偽帰国者にはどう対処するのでしょう。次の法改正で「日本人の全員(パスポート発行時)」に同じ事を要求するくらいはやりそうです。

G.オーウェルの「ビッグ・ブラザー」が君臨する社会にするつもりなのでしょうか。

2007年10月29日月曜日

Halloween


日本でもハロウィーンが一般的になってきましたね。まあ世界中がそう成っていくのでしょう。

ところでハロウィーンってカトリックのお祭りではありませんか。あの「清教徒」の国アメリカでなんでハロウィーンなんて祝うのでしょう。

どうやらケルト民族のお祭りが起源の様です。と言う事はアイルランド移民やフランス以南の欧州移民が持ち込んだのでしょうか。Googleってみると1840年代にアイルランド移民がもたらしたらしいです :-0



2007年10月28日日曜日

2D-BarCode

子どもの頃「0次元は点(単なる座標)、1次元はこれに長さを加えた線分、2次元は線に太さを持たせた面、そして3次元は高さを加えた立体」と習いませんでしたか。

なので携帯電話などでの読み取りに利用されているQRコードが「2次元コード」の1種類だと言われると何故だろうと思っていました。通常のバーコードだって平面ではありませんかぁ(?)。

偶然、英語表記では「Matrix Code」とも呼ぶ事を知りました。つまりこれまでのバーコードは1軸(例えば横方向)のデータしか持っていないが「マトリックス」と言うからには2軸(例えば縦と横)の情報を持っているからかな、と思い至りました。調べてみるとそう言う事の様です<知らなかったぁ :-0

日本ではQRコードが有名ですが他にも多くのコードがあります。QRコード世界的にどの程度のシェアを持っているのかも知りたかったのですが調べきれていません。

携帯電話1つとってもBlackBerryNTTが法人向けに提供してますね)やiPhoneが欲しい人が現在でも少なからずいると思います。GMSの事とは別にこれからの自由化を阻害する「非関税障壁」に成らなければいいなあ、と思うのですが取り越し苦労でしょうか。

2007年10月24日水曜日

HydrogenAutomobile

地球環境に少しでも配慮したクルマがたびたびマスコミで話題にされています。それらの中に「水素自動車」がありますね。

以前から気になっている事があります。

それは、燃料の水素と大気中の酸素が燃焼すると「水」になりますがその「水」はどうするのか、と言う事です。

水は重いです。1辺が1メーターのサイコロなら1tにもなります。だから、まさかタンクに溜め続けて次回の水素補給スタンドで放出するなんて事はしない、路上に排出していくのだろう、と思うのです。

仮にそうだとすると、排気量1500ccのエンジンが毎分2000回転回ったとしてkmあたりどのくらいの「水」ができるのでしょう。このアタリは私の基礎学力が及ばないので見当をつける計算も出来ません。:'-(

夏場カーエアコンから排出される水滴と同じ程度なのでしょうか。根拠も無く書きますがもっと多そうな気がするのです。幹線道路はいつも濡れていて滑りやすく、歩行者も飛沫を浴びる、なんて事に成ると大変だなぁ、と思うのですが :-S

2007年10月14日日曜日

Junta

4 月に「Naypyidaw」の事を少しだけ書きました。
軍事評議会の中で動揺が起こっているような気がしたから(凄く鈍感かも)です。争乱(=反政府運動?)が発生して注目が集まっていますが、海外(欧米)のメディアは頑として「ビルマ」の呼称を使い続けています。

「ミャンマー」は軍事評議会が呼び変えた名前だから認められない、いや「ビルマ」は英植民地時代の呼称であるからケシカラン、とよって立つ所によって意見は分かれるのは判らなくもありません。

では日本はどうなのでしょう。
これは日本政府があの国の軍事評議会とその体制を認知(承認)しているから「ミャンマー」と呼んでいるだけなのでしょうね。我が国では「ミャンマー」と呼びます、と旗幟鮮明にしているのでしょうか。声が「小さく」て何を言っているのか聞き取れない感じです :-O

2007年10月1日月曜日

DigitalBroadcasting

夏の間ブログも休止状態でした。ウェブサイトと連動するブログ運営の仕事はクライアントの都合で頓挫したので、このブログもどうしようかなぁ、とも思ったのですが、まあもう暫くはやってみる事にします。

さて、本題ですがデジタルTV放送が本格化すると「時報」が無くなるらしいのです。友人から指摘されて知ったのですがアナログ放送とデジタル放送を2台のTV受像機を並べて見ると表示内容にタイムラグが出るのだそうですね :-0

デジタル放送はMPEG2で圧縮されているのでこれをデコードしなければ画像の表示ができません。その処理に数秒は掛かってしまうのだそうです。従ってTVの時報(朝の時間などは画面の端にも常時表示されてますね)は「正確」を期する事はできなくなります。数秒遅れの「検閲画面」を見ているのと同じ状態です<「検閲」とは理屈が違いますけど。

なんだか進歩なのか何なのか判らん話です。時計合わせに放送の時報を使っている業界ってそんなには多く無いのでしょうか。区の役所や我が家の近所の小学校なんか「日本標準時報(JJY)」を基準にしているとは思えないのですが、どうなんでしょ :-)