2008年8月28日木曜日

Oi Paulistano ! #05

セー広場(Praça de Sé)

思いのほか早くセー広場(Praça de Sé)に着きました。




サンパウロ(São Paulo)の中心部ですね。賑わっています。土産物(?)スタンドもたくさん有ります。絵はがきや新聞雑誌、ガム類の菓子、携帯電話のストラップ(MotorolaなんてLogoが書いてあるからきっとそうでしょ)、ピンバッチ、他いろいろな商品が並んでしました。音楽プレイヤー用のイヤフォーンなんてのも有りましたね。

広場を囲んでは宝飾品のショップや、それこ軽食を提供するショップも軒並みに並んでいます。南欧で見かける通りから中まで素通しの理髪店も有りました。散髪した直後の「貴方の男前を撮りませんか」ってサービスなのでしょうか、撮影料金とプリントの大きさにに応じた値段表なんかも店先に出ています。

広場の半周は大きな道路が巡っていてロータリーと言ったところです。トロリーバスが多く走っています。子供の頃に東京にも走ってた怪しい記憶もあります【註1*】。東欧などの外貨獲得に苦しんでいる国にも多い様です。ブラジルも今は豊かになる過渡期なのかなぁ、とそんな気がしました。

【註1】確かに発展途上の国での利用も多いようですが、近年では欧米諸国で「再評価」の動きもあるようです。→Wikipedia:トロリーバス



地下鉄は大聖堂(Catedral Metropolitana)に続くアプローチに隣接して大きな地下駅に成っていました。構内は混んでいます。切符は数カ所の柱に設けられた「UNICO」と表示された、カード専用機なのでしょうか、その小型の販売機か、販売窓口のどちらかで買う様です。窓口にはけっこう人が並んでいました。

時間の余裕があるので(業務日程がなかなか決まらないので早めに来たのです)もう一つの路線の地下鉄駅の位置確認は次に回しました。

手近なジュースショップで缶ビールと炭酸水を買ってそろそろ帰る事にしました。ホテルでビールを呑みながら(miniBarの料金を浮かせたいと言うケチな根性です)新聞でも読んで一眠りしようかなと思っていました。

ところがここで「何か読む物」を求めて歩きまわるハメに陥ったのでした :'-(


2008年8月24日日曜日

Oi Paulistano ! #04

はじめの一歩

予感した通りドアが開きません。フロントとサービススタッフを呼びに行って、一旦シリンダーを外してからロック位置を決め直して貰いました。スタッフも手慣れてますねぇ。工具さえ有れば素人でも凌げそうなくらいのトラブルなのでアンマリ気にする事でもありません。

気を取り直して出かけます。
ホテルを出ると目の前に交番(?)が有ります。向こう側は自治体庁舎です。大きくて威風堂々としています。街で迷っても「Prefeitura Municipal」と繰り返して言えば誰かが教えてくれるでしょう。



ホテルの窓の視界からは隠れている右脇の通りはショッピング街(Direita通)で、このまま道なりに歩けば大聖堂(Catedral Metropolitana)のセー広場(Praça de Sé)に程なく出るはずです。

石畳の通りは車両通行禁止で歩行者は左右に広がって歩いていました。服飾店やテナントビル、スーパー等が並んでいます。高級店街と言うよりは普段着の買い物の商店街と言う趣でした。鞄屋さんが多いですねー。CDショップも数軒有ります。ギターなんかも天井から下がっています。PCやラジカセ(韓国・台湾勢が健闘)や日本製を含めたデジカメを扱う店も有りますが、やはり輸入品は結構なお値段ですね(輸入制限・輸出振興が国の政策らしいですから)。

軽食(ハンバーガーやホットドッグも有ります)や飲料を立ち食いで提供するジュースショップ(Loja de suco)もあちこちに店を開いていました。


これなら飲食に困る事は無いと安心しました。
でもこれは早トチリでした ●〜*


2008年8月22日金曜日

Oi Paulistano ! #03

まずは投宿

予約していたホテルへは地図で想定していた方向とは違った方角から到着しました。後で街を歩いて位置関係を確かめるとけっこうハズしていました。バスと地下鉄を乗り継いで来ていたら荷物を持ったままウロウロしたかも知れません。

20階を越すなかなか大きなホテルです。確かに古いが格式は有りそうです。

レセプションでチェックインを済ませます。まだ早い時間帯なので待たされるかなとも思っていたらあっさりオッケイになりました。旅行者の管理は厳しいそうな国ですがパスポートとビザの確認は有りませんでした。英語は前評判通り通じませんね。まあ日本と同じだと思えば気にもなりませんよ(ただし出来る人はスゴク出来ます - あの層は日本人には少ないです)。


16階の表通りに面した部屋に案内され、ようやく荷物を置いて、窓を明けるとの階下から街の喧噪が昇って来ました。正面は大きく開いて町の様子がよく見えます。道を隔てた左隣は大きな建物で自治体庁舎(Prefeitura Municipal de São Paulo)でした。

一息ついて出かける事にしました。近場で飲食ができる場所や、ちょっとした必要品が買えそうな店、市内を移動する地下鉄の最寄駅(2駅ありそう)と切符の買い方などを見ておこうと言う事です。

パスポート+ビザのコピーと現金を少しだけ持って部屋を出ようとドアを閉めました。


ン!なんか変ですよ。


2008年8月21日木曜日

Oi Paulistano ! #02

さて市内に

タクシーで市内に向かいます。停電でコンピュータがダウンしてカード払いができず、仕方が無いので降車時に現金払いです←手持が乏しいので痛い :-(

グリューロス(Guarulhos)空港を出てしばらくするとあのF1のアイルトンセナの名前がついた高速があるので標識でも見かけるかな思っていましたが判りませんでした。

高速道路は車線も多いし路面も悪くありませんでした。結構スピードが出ます。暫く行くと左手に河川が見えて来ました。言われている様にきれいではありませんね。帰国してから調べたらティエテ(Tiete)川の様でした。前方には市内の高層街が現れて来ます。道路脇には所々にスラムらしき地域も有りますね。

朝のラッシュの時間なのでしょう、渋滞はしませんが混んでいました。中型のオートバイがワンサと走っています。クラクションを鳴らし放しにして次々に車の脇をすり抜けて行きます。パトカーも何台か、時々サイレン(これがゲームみたいな聞いた事のない珍しい音)を鳴らしてズンと追い抜いて行きました。

歩いている人の数が増えて来ました。中心街が近いのでしょう。

P.S.
サンパウロの川は海に向かってではなくて内陸に向かって流れているのだそうですね。帰って来てから調べて吃驚しました。知らなかったぁ :-o

【参照:環境共生型都市デザインの世界




2008年8月20日水曜日

Oi Paulistano ! #01

霧のSão Paulo

サンパウロへ出かけて来ました。春以来のブログ更新です。
Atlantaでトランジットしてビジネスビザで入国しました。さっそく煙草が吸える場所を見つけて(なーに、ビルの外に出るだけでした)数本吸ったらさすがに天井が廻りましたね。

朝7時過ぎ、あたりは霧(霞?)が立ちこめていました。数日いると、この季節の朝はどうやらこんな物らしいと判りました。



当座に必要な現金を両替して地図とポケット判の辞書を買って、さて空港バスの路線案内を見ましたが土地勘が無いからトンと判りませんでした。頭も朦朧としているし身体がフラフラしているので暫く迷いましたが結局タクシーを奢る事にしました :'-(

タクシーのサービスカウンターが有り市の中央部まで25KmほどでUS$で50くらいだと言うので、そこでチケットを購入し支払をしようとしたら到着ターミナルが突然停電に成りました。数分して一旦復旧し、また停電。数回これが繰り返され、その度にターミナルでは歓声(嬌声?)が挙ってました。停電モマタ楽シ、って感じかな。