2009年5月22日金曜日

Oi Paulistano! #45

So Long & Hello Again

賑やかな時間も過ぎていこうとしていました。若い彼らはそろそろ日本人のMr.ナントカが来る時間なので迎えに行くと言っています。私のチェックインカウンターもそろそろ開く頃かもしれません。

彼らには「日-葡辞書」をお土産に進呈しました。到着直後にポケット判の「独-葡辞書」を買ったので、こちらはほとんど使わなかったのです。彼らが「Adeus(=さよなら)」と先に席を立ち、私も荷物をまとめてカフェを後にしました。

焦る時間でもないので一旦ターミナルビルから外に出てしばらく煙草を吸ってのんびりしました。いやぁ、色んなことが有りました :-) 

これからまたエンエン飛行機に乗らなければなりません。Atlanta 空港の喫煙スペースは確認済みなので気持ちが楽です。これが最後の煙草を吸ってからチェックインカウンターに向かいました。

昨晩の彼女がいて私の顔を見つけるなり近くに来ました。そして「 Hello Again 」といきなり言われてしまいました :-)

航空会社の手続きも出国コントロールも無事に済み、搭乗ラウンジに向かいます。短い期日とは言え「盛りだくさん」のサンパウロ滞在でした。


2009年5月20日水曜日

Oi Paulistano! #44

未知との遭遇_#05_続「くぅもかぁ、あらしかぁ、いなづまかぁ〜♪」

PCの音がそこそこ高く、いくらカフェが空いはいてもあたりの人たちが少々気になりました。でも彼らは気にしていない感じです。やや心配です。

National Kid の映像クリップが何編か流れた頃、カフェの奥からチーフウェイターがこちらをちょっと眺めてから近づいてきました。

マズいなぁ、マイッタなぁ、と思いましたね。ポルトガル語は通じなくても何しろ私がウンと年長だからまっさきにゴメンナサイするしかありません :'-(

ウエイターのおじさんはまっすぐテーブルに来るなりPCを覗き込んで、長身の彼と何やら話を始めました。「これは National Kid か?」「私も子供の頃に視ていたんだよ」なんて話の展開のようでした。ポルトガル語のナレーションで始まるオープニングがもう1度始まると、画面に首を突き出して「もう少し大きな音で!」なんて言っているみたいです。

「もう1度!」とリクエストが出ました。すると今度はメロディーに併せて歌い始めたのです。呆然としていると、私の目を見て「一緒に歌え!」促されてしまいました。いやぁホント、吃驚です :-O

ふと気がついたら、カフェの他のお客さんが側までやってきてPCの画面を一緒に覗いていました。どこから現れたんでしょう :-o


2009年5月19日火曜日

Oi Paulistano! #43

未知との遭遇_#04_「くぅもかぁ、あらしかぁ、いなづまかぁ〜♪」

長身の彼が戻ってきて話が再開しました。我が家でも子供たちが小さな頃は「仮面ライダー」や「ウルトラマン」はよく視ていたし、私の小さな頃も白黒TVで子供番組をやっていた事なんかを話しました。

すると「例えば National Kid なんかの事?」と思わぬ質問がかえってきました。「それも視ていたなぁ」と言うと、「私の父が子供の頃に好きだった番組です」。「ブラジルでは日本の放送の7年後に始まりました」と言います。知りませんでした :-O

長身の彼がPCを触るとポルトガル語のナレーションで始まる National Kid のオープニングが流れ始めました。



「雲かぁ、嵐かぁ、稲妻かぁ〜♪」そうです。こんな歌でした。

今聞くとなんだか天気予報みたいな歌詞ですね :-)

P.S.
ブラジルでの National Kid の放映は、あのサッカーのジーコがインタビューで子供の頃に視ていたと話したそうで、結構知られているのを帰国後に知りました。