2008年9月6日土曜日

Oi Paulistano ! #07

長い夜?

変な時間に眠ってしまったので日付も変わらない前に目が覚めました。時差と寒さと時おり窓の外から聞こえてくる強烈な爆音のせいもあったでしょう。

到着するなり窓辺の造りが「耐寒」を考慮していない事はすぐに判りました。ブラジルの8月は本来「真冬」なのに日中はジャケットは邪魔になるくらいの気温に成りそうです。だったら当然ですね。アルプスから南のイタリアやスペインで冬にホテルに泊まるとトンデモに寒い。それと同じです。


窓の造りも似ています。
窓の面積全体は天井に埋め込まれたヨロイ戸(Jalousie)でカバーされる様になっていて、壁に埋め込まれたベルトを引き下げたり戻したりして位置が固定できます。左右のガラス引き戸部分の上、日本式に言えばランマに当たる部分、はレバーで手前に開閉する仕組のガラス窓に成っています。欧州とは違うなぁ、と思った造りも有りましたが基本は同じでしょう。

窓の下には壁をくりぬいて一体型のクーラーがドンと屋外に向けて設置されています。外気の遮断は神経質に考えないでパワーで部屋を冷やしてしまおう、と言うUSアメリカン(?)な設備でした。


私は「Smoking Cures Cancer」を信奉する喫煙者なので、ホテルの窓はよほどの事がなければ煙り抜きに少し開けて寝ます。これも「寒い」原因なのは知っています。鞄からNATO軍のセーターを出して着ました。急場の寒さしのぎです。

そうこうしていると再び強烈なエンジンの爆音が近づいて来ました。カーテンを開けて外を見たらいささかギョッとしましたね。


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